
こんにちは、Miyabiだ。
いつもブログ記事でLGBTq+やセクシュアリティについて、調べたり体験したりしたことを文字でお伝えしている。
それをこの度、絵と空間を使って、作品展示でお伝えしようと思うのだ。
文字から作品に置きかわるんだね。
目次
LGBTq+の展示とは
日本ではLGBTq+の展示がほぼ0な現状

世界的な展示や海外の作家やグループでは、人種問題と同じようにジェンダー・セクシュアリティの問題を取り上げられ、作品や展示が作られることも多い。
だが日本においては、そういう展示がほとんどない。
あるとすればBL人気に支えられたゲイアート、「家事や育児が大変」くらいに留まるフェミニズム展だ。
そうか、それでも「ゲイの人の現状」「女の人(トランスジェンダー女性を含む)の色んな現状」が全く無視されているんだ。
ここでトランスジェンダー男性の僕は考えた。
実在していることを証明しよう、と。
3回構成の個展

2022年2月、4月、5月の3回構成で個展を企画した。
何故3回に分けたかと言うと、セクシュアリティについてを別の角度からみてほしいと思ったからだ。
LGBTq+はマイノリティだ。
じゃんけんで「僕はパー出したから、グー出した君の負け!」って主張するのは簡単だが、「トランスジェンダーがどういう感覚か」とか「どこにモヤモヤを感じているのか」は解説するのが難しい。
哲学っぽくなってきたりして、よけい「理解できない!」って思われちゃうよ。
なのでこちらの記事でも書いたように、共通する感覚に置き換えて話すことが大事だと僕は思う↓

セクシュアリティを拡大して解釈すると、「アイデンティティ」とか「自分の存在」とかになるだろう。
シスジェンダーでヘテロセクシュアル(認識と身体の性別が一致していて、異性愛者の人)の人だと「自分のセクシュアリティ」とわざわざ考える機会って少ないと思う。
だがここで、「セクシュアリティは誰にもあるもの」「自分の存在を認識する上で大事なもの」として、改めて「当たり前」を省いて自分について考えてみると、仲間になれるかもしれない。
このように、色んな角度から「LGBTq+」「セクシュアリティ」を基軸に、当事者の人にも当事者ではない人にも自分事として見てもらえることを狙っている。
【2月9日~14日】「実在の証明?」展

さてでは第一回目となる「実在の証明?」展についてお知らせしたい。
会期 | 2022年2月9日(水)~2月14日(月) |
時間 | 12:00~18:00 ※最終日は16:00まで |
場所 | Gallery子の星(東京都渋谷区代官山町13-8キャッスルM113) |

人間が人間をどう視認しているか?
これをテーマに、ネットに溢れる人間の画像イメージや、僕が撮った風景写真などを元にして、絵やインスタレーション作品(空間展示)を展示・販売する。
ねぇ、またコロナ拡がってたり、東京に行けなかったりするかもだけど……
たしかに。
ただ僕はやりたい。
ので、感染対策をするとともに、ツイッターやインスタグラムなどのオンラインで展示の様子を見れるようにする予定だ。
ツイッター→ https://twitter.com/MiyabiStarr_art
インスタグラム→ https://www.instagram.com/miyabistarr_art/
いずれかで見ていただければ幸いだ。
よろしくね!